松尾紙器
代表取締役 松尾 勝靖
私が入社した当時は、松尾紙器は女性従業員が化粧箱の製造を行う工場でした。
化粧箱から印刷箱に時代が変わり、お得意様の件数も徐々に減っていく中、何か違う製品の製造をしないといけないと思い、社長と一緒に色々と考えていく中、段ボールの加工の仕事を少しずつ始めました。
元々化粧箱製造が得意な会社だったこともあり、貼ることに関してのノウハウが豊富だったため、段ボールを貼り合わせて、発泡スチロール製品の代わりになるものを作ることから始めました。その後、重量物に対応できる積層段ボールの製造依頼に対応していき、様々な積層段ボールを生産する会社となりました。
また、積層段ボールを生産していく中で、お得意様からの依頼で段ボールでパレットが出来ないかという問い合わせがあり、積層段ボールを使用した段ボールパレット製造に取り掛かりました。
最初は段ボールで出来たパレットがつぶれたりしないか心配でしたが、色々なテストを経て生産化できる体制になり、本格的に製造することとなりました。
今後も時代の流れに合わせ、お客様の求める製品を社員一同で考えていく会社であり続ける様に努めてまいります。